2016-07-29

花のある暮らし~『植物の時間』を知る

Eternal time flowing in the flowers

 

一番小さな癒し

私が、花で小さな幸せを伝えたいと思う時、必ず心におもい浮かぶ場面があります。

一日の仕事を終えて、夜中にようやく、つかの間の自分の時間を持てた女性が、テーブルに座って、目の前に飾ってある一輪の花をふと眺めて・・

ふーっと深呼吸して・・

おもわず微笑む。

 

そうやって「また明日がんばろう」と少し元気になれる。

そんな日常の、誰かの静かな時間を思い浮かべると、心の芯が熱くなるのです。

 

それはもしかしたら、子供の頃母に対してあげたかったことや、がんばっていたOL時代の自分自身へエールを送りたい気持ちの投影なのかもしれませんけれど。

 

目の前の一輪の花は、一番身近な”大きな自然”の一部。

花がくれる一番小さな癒しの力を知ってもらえたらいいなという、この静かな炎は、いつも変わらずハートの奥にあります。

 

 

『植物の時間』に身をまかせる


世の中には、じっくりと時間をかけて、作り上げるものがあります。たとえばワインや発酵食品などのように、時間が流れるのを待って、出来上がるもの。

 

人間は、1日24時間という“目盛り”の中で、生きています。でも、植物たちには人間とは違う、植物独自の時間の流れがあります。

人の一生は、長生きしても100年と少し。

木は、何千年も生きることができます。

花は、咲いている時間は一瞬のようで、長い長い時間の中で、巡る季節の中で存在し続けています。
咲いては散り、つぼみをつけてはまた咲いて散っていく‥延々とそれを繰り返して。
 

たった100年ほどしか生きられない私たち人間のスピード感は、植物たちから観たら、少し慌ただし過ぎるのかもしれません。

 

 

花と暮らす


時には『植物の時間』を感覚でとらえて、ゆっくりと同じ時間の流れにひたっていると、花たちは優しいエネルギーで包んでくれます。

人間の時間に合わせて飾ったり、育てるのではなく、寄り添って、毎日静かに観察する。

「一緒に暮らす」と意識を変えて〝小さな自然と共存する”感覚で、「植物たちと暮らして」みる。

 

植物たちは、ただそこに咲いているだけ。人間のようにいつも何か目的があって、それを達成するために生存しているわけではなく、誰に必要とされなくてもただそこに「在る」のです。

寄り添っていると、お花たちは「あなたもただ、そこにいるだけでいいんだよ」と小さな声でそっと教えてくれます。

 

慌ただしい日常の中に、毎日数分でも、花たちとくつろぐ”非日常”の癒しの時間を…

 

 

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。