2016-06-19

花と出逢う前夜

夜明け前が一番暗い。人生どん底だった時期

 

迷える羊OLの”趣味”探しの旅

花と私の物語、第2話。

私にとってお花の世界への入り口に立つきっかけになったのは、『華道』を習い始めたことでした。
27、8歳の頃でしょうか

その当時の私はまさに人生のどん底!という状況で

生活も、仕事も、お金も、恋愛も、何もかもが、ぐっちゃぐっちゃに絡まった毛糸玉みたいになって、どうにも身動きが取れず、その辺に転がっていました。。

 

それまでの人生の大半は、「本当にやりたいこと」や「自分らしさ」を探しながら、なかなか見つけることができず

毎年毎年、元旦には「今年こそ、OLを卒業できますように」と願をかけることを10数年繰り返す、『迷える羊OL』な生き方をしていました。

そして、ついに、限界がやって来たんです。

 

当然、精神状態も最悪で、日常生活をまともに送ることもできなくなって、診療内科に通うことに。

ある日、カウンセリングで先生から突然、聞かれました。

 

「趣味ってなんですか?」

 

‥‥

 

‥‥‥‥

 

‥‥‥‥‥‥!!

 

私、答えられなかったんです。

 

「買い物は好きだけど(趣味をはるかに超えて依存の域)」

「映画も好きだけど(映画監督になりたかったけど途中で挫折)」

好きなことは思いついても、趣味と言い切れるほど大切なモノは、その時の自分には何もありませんでした。

 

それに気づいたことは、自分でも、衝撃でした。

自分を楽しませるもの、ほっとひと息つけるような楽しみを、それまで何も持っていなかったことに気づいたんです。

 

そこから、私の「趣味探し」が始まりました。

とにかく、興味を持ったモノを片っ端から試してみる。

いろんなコト、やってみました。

 

 

必要なきっかけは、
必然でやってくる。


そのうち、ある日ふと、「せっかくだから日本の文化が勉強できるような、『道』がつく習い事をしてみたいな」と、思いついたんです。

 

第一希望は、『茶道』でした。

私にとって、お茶を飲んでまったりしている時間は、なによりも幸せな時間なので。いいかなって。


ちょうどその頃、職場でお世話になっていた女性の先輩がたまたま『華道』を習っていて、「よかったら見学に来ない?」と声をかけてくれました。

花が苦手な私にとっては、全く興味のわかない提案だったのですが、なんとなーく、直感で「行ってみようかな」と思ったんです、その時。

その時の私にはまだ、『意味のある直感』を嗅ぎ分けるだけの経験値はなかったのですが、 ピン!と、私の中の何かが、反応しました

 

休職中で時間はたくさんあったので、「一度見学だけ行ってみて、無理そうだったら、何か理由をつけて、後で断ればいいや」と、断るのを前提で、ただの好奇心からお試しの『華道』のお稽古に足を運ぶことになりました。

 

‥‥その、ほんの小さな好奇心から行ってみた1回のお稽古が、私の人生を変えてしまうことになるとは、その時の私はまだ知りませんでした。

 

続きます。→花と私の物語3

 

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